私の3.11の教訓

本日のひとこと

「剣術を活かすときは、剣を持っていないとき」

2026年3月11日で、東日本大震災から15年が経ちます。

あの日の出来事は、多くの人にとって忘れることのできない記憶だと思います。

今日は、私自身の体験とともに、福島原発事故から感じたことを振り返ってみたいと思います。

目次

インドで知った震災

2011年3月11日。

私は当時、卒業旅行でインドにいました。

震災のことを知ったのは、父から届いた一通のメールでした。

帰国予定だったニューデリー空港から成田への飛行機は急遽変更となり、空港で6時間ほど待たされたあと、別の機体で日本へ向かったと記憶しています。

飛行機の中では、津波が街を飲み込む映像が何度も流れていました。

それを見ながら、私はただ黙って画面を見つめ、涙をこらえることしかできませんでした。

成田空港に到着すると、空港の天井にはひびが入り、そこから雨漏りが起きていました。

その光景を見たとき、

「本当に大変な地震が起きたのだ」

と実感しました。

そこから電車を何度も乗り継ぎ、なんとか神奈川の自宅まで帰ることができました。

第二の悪夢 ― 福島原発事故

しかし震災は、それで終わりではありませんでした。

福島第一原子力発電所で水素爆発が発生し、さらに第三原子炉でも爆発が起きました。

東京電力の内部では、現場から全面撤退する案まで出ていたと言われています。

もしそのまま原子炉が制御不能になっていたら、

日本を縦断するような規模で放射能汚染が広がっていた可能性も指摘されています。

その危機的な状況の中で、現場に残り続けた技術者たちがいました。

福島50と呼ばれた人たち

彼らは後に

「福島50」

と呼ばれるようになります。

地震のあと、15メートルを超える津波が原発を襲い、すべての電源が喪失しました。

原子炉を冷却できなくなれば、炉心が溶け、格納容器が破壊される可能性があります。

そこで必要になったのが、格納容器の圧力を下げる作業、いわゆるベントでした。

しかしそれは、

高濃度の放射線環境の中で行う極めて危険な作業でした。

それでも、命の危険を承知でその任務を引き受けた人たちがいました。

現在の日本があるのは、間違いなくその方々の行動のおかげだと思います。

(内容を詳しく知りたい方は、末尾の門田隆将さんのユーチューブをぜひご覧ください)

海外が驚いた日本人の行動

この出来事に対して、海外では多くの反応がありました。

特に多かったのが

「なぜ彼らは逃げなかったのか」

という驚きです。

海外では

「自分なら逃げる」

と率直に語る人も多いそうです。

軍人ではなく、民間の技術者が祖国を守るために危険な任務を続けた。

その姿は、海外から

武士道の精神

として語られることもありました。

剣術が活きる瞬間

剣術を学ぶ中には、こんな言葉があります。

「大変に臨みて生死を明らかにする術」

人生には、いつか

本当の大一番

が訪れるかもしれません。

そのとき、自分はどう行動するのか。

普段の稽古は、その瞬間のためにあるのではないかと感じます。

剣術は、ただ剣を振るためのものではありません。

むしろ本当に活きるのは、

剣を持っていないとき

なのかもしれません。

本当の強さとは

どれだけ剣道が強くても、

いざという時に

行動できなければ、

剣術で学んだ精神は活かされない。

そうも言えると思います。

人生の大一番で、

自分の信じる行動を取れる人間でありたい。

そのために、日々の稽古があるのだと改めて感じさせられました。

まとめ

私が福島の出来事から感じた教訓は三つです。

一つ目

人間は自然に対しておごってはいけないこと。

二つ目

原発の問題は、理想だけではなく現実と向き合う必要があること。

三つ目

先人たちの覚悟を忘れず、自分もまた人生の大一番に備えて日々の稽古に向き合うこと。

これらを、これからも大切にしていきたいと思います。

最後に、

東日本大震災で亡くなられた方々、

そして原発事故の収束に命がけで向き合ったすべての方々に、

心より哀悼と感謝を申し上げます。

参考

門田隆将チャンネル 144回
貴重なお話をありがとうございます。

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この記事を書いた人

40代リバ剣パパ。娘と地元の剣友会で日々稽古に励む。子育て・仕事・剣道の情報を中心に発信中。体験談をもとに主観たっぷりで投稿してますので、内容の真偽は必ず「自己判断で!」

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