先人から学ぶ剣道の意義

今回のひとこと

「今の自分にとって剣道の意義はなんですか」

目次

先人から学ぶ剣道の意義

娘と剣道をしていると、

ふとこんな問いが浮かびます。

「何のために剣道をするのか。」

その問いを考えるうえで、

大きなヒントをもらった一冊があります。

「冷暖自知」

(現在は「 剣道は面一本」 として再出版されています)

小森園先生の著書です。

機会があれば、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

心に残った一節

心に残った一節

その本の中に、こんな一節があります。

「其れ剣術とは、

専ら人に勝事を務むるにあらず、

大変に臨みて生死を明らかにする術なり。

士たるもの、

常にこの心を養い修せずんばあるべからず。」

意味を完全に理解できなくても、

5歳の下の娘も含め、二人に唱えさせたことがあります。

もちろん、これだけが剣道の答えではありません。

他にもたくさんの意義があるでしょう。

ですが、

私はこの言葉に大きな影響を受けました。

勝つためだけではない

剣道は、

ただ「打った・打たれた」という勝負事ではない。

人生の大一番に臨んだとき、

咄嗟に正しい判断ができる心を養うこと。

そのための修行である。

そう説いておられます。

咄嗟の判断

余談ですが、元旦の三が日に

お墓参りの帰り道で、

横から急に車が飛び出してきたことがありました。

間一髪で止まることができました。

前の車との距離は、指一本ほど。

あの瞬間、

考えるより先に身体が反応しました。

剣道で鍛えた反射神経や、

咄嗟の判断力のおかげかもしれません。

日々の稽古は、

こういう「一瞬」のためにあるのだと

改めて感じました。

捨て身の精神

以前書いた「捨て身になって打つ」という考え方。

切られる覚悟で飛び込む。

それは単に勇敢であれ、という意味ではなく、

恐れを手放し、

大一番で挑戦できる人間になるということ。

剣道の教えは、

人生の覚悟へとつながっています。

それぞれの目的

もちろん、剣道の目的は一つではありません。

・礼儀を学ぶ

・身体を鍛える

・身を守る力をつける(女の子だからこそ)

・コミュニケーション能力を養う

・健康を維持する

人それぞれでいい。

大切なのは、

自分なりの目的を明確にしておくこと。

目的があるから、

苦しい稽古も意味を持つ。

剣道を超えて

剣道は剣の道を究める武道ですが、

本質は剣術を習得することが目的ではない。

自分の人生の「大変」に臨んだとき、

逃げず、慌てず、正しく判断できる人間になること。

そのための道。

娘と剣道をしながら、

そんなことを日々考えています。

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この記事を書いた人

40代リバ剣パパ。娘と地元の剣友会で日々稽古に励む。子育て・仕事・剣道の情報を中心に発信中。体験談をもとに主観たっぷりで投稿してますので、内容の真偽は必ず「自己判断で!」

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