今回のひとこと
「一つのことに対して求め過ぎない。
求めた方がいいこと、求めないで補う方がいいことを整理しよう。」
前回は、時間が有限であることと、物事の取り組み方について書きました。
今回はその流れで、
剣道から発展させる子育てについて考えてみたいと思います。
習い事に「全部」を求めない
どんな親御さんも、
「我が子に、生きる力を身につけてほしい」
と願っていると思います。
そのために、どんな習い事がいいのか、
真剣に考えますよね。
ですが、忘れてはいけないのは、
すべての習い事には“二面性”がある
ということです。
一つの習い事で、
すべてを完璧に身につけることはできません。
だからこそ、
• 剣道に「求めた方がいいこと」
• 剣道だけでは「求めにくいこと」
を整理してみることが大切だと思います。
剣道に求められること(強み)
幼少期の剣道で、特に身につきやすいもの。
• 日本の伝統文化への理解
• 世代を超えたコミュニケーション
• 礼儀・挨拶
• 忍耐力
道場には、子どもからご高齢の方までいます。
その空間そのものが、社会の縮図です。
これはとても大きな価値です。
剣道に求めにくいこと(弱み)
一方で、弱みもあります。
• 形を破る自由な発想
• 数字的・論理的な視点
• 現代を生き抜くテクニック
剣道は「まず型を守る」世界。
正しく学び、正しく打つ。
それが基本です。
しかし、社会に出ると
答えのない問題に向き合う力も必要になります。
剣道 × 自由な発想
道場では、
「まずは言われた通りにやる」
が基本です。
でも、同時にこうも思います。
「本当にそれが最適解なのか?」
と疑問を持つ視点も、どこかで育てたい。
そこでおすすめなのが、
環境を変える体験です。
山登り × 竹刀
私は娘たちと竹刀を持って山登りをしました。
忍者ごっこ、チャンバラごっこをしながら登ると、
道場では気づかないことに気づきます。
• 地面は平らではない
• 風や日差しがある
• 障害物だらけ
道場での「正解」は、
環境が変われば絶対ではなくなります。
切り株の上から跳びながら振ると、
大きな素振りの意味が見えてきます。
体験を通じて、
「正解は一つではない」
と学んでほしいと思っています。
剣道 × 数字的視点
剣道は、口伝文化が強い世界です。
説明は言葉中心。
数字はあまり出てきません。
だからこそ、
家庭で補えます。
試合の振り返り
• 面は何本打たれた?
• 小手は?
• 胴は?
割合を出してみる。
「相手は面が60%だったね」
それだけでも、
立派な算数の学びになります。
見えないものを数値化する
これは私の挑戦でもあります。
竹刀の素振りのスピードを測る装置を、
娘と一緒に作ってみたいと思っています。
使うのは Arduino。
• プログラミング
• センサー
• データ化
精度は完璧でなくてもいい。
「見えないものを数字にする」
その体験こそ価値があります。
完成したら、またブログで紹介します。
剣道 × 現代を生き抜くテクニック
剣道だけで生きていく人は少数です。
だからこそ、掛け算が大事。
剣道 × 英語
YouTubeでは、
英語で剣道を解説する動画も増えています。
日本文化である剣道を、
自分の言葉で英語発信できたら。
最高の学習動機になります。
「SAMURAI!!!」ですね(笑)
剣道 × プログラミング
先ほどの素振り速度測定もそうですが、
• 打突回数カウンター
• 反応速度ゲーム
アイデアはいくらでもあります。
剣道 × 3Dモデリング
例えば、
剣道の面を3Dモデリングしてみる。
構造を知る。
立体を理解する。
遊びながら、空間認識能力が育ちます。
まとめ
今回のテーマは、
一つのことに求め過ぎない。
剣道は素晴らしい習い事ですが、
万能ではありません。
だからこそ、
• 得意分野をしっかり伸ばす
• 苦手分野は掛け算で補う
たくさんの習い事を与えるよりも、
一つの軸から広げる方が、
効率よく、深く学べると感じています。
剣道の強みを理解し、
弱みを楽しみながら補強する。
それが、私なりの
「剣道から発展させる子育て」です。
⸻
みなさんのアイデアも、ぜひ教えてください。
次回は、
フィジカル面にフォーカスして
について考えてみたいと思います。

コメント