今回のひとこと
「他人の飯を食う」
40代リバ剣士としての一年を振り返って
リバ剣士として一年が過ぎました。
40代で剣道を再開し、
小学2年生の娘と一緒に道場へ通う日々。
今のところ昇段試験の予定はなく、
私の段位は三段のまま。
そんな立場だからこそ感じる、
「出稽古の意義」について、自分の経験から考えてみたいと思います。
環境が変わると、意識が変わる
出稽古でまず感じたことは、
挨拶への意識が一段と高まることです。
普段と違う道場。
初めてお会いする先生方。
初対面の子どもたち。
自然と背筋が伸びます。
自分も、娘も、
「しっかり挨拶しよう」と改めて意識します。
環境が変わるだけで、
礼の重みが増す。
これは大きな学びでした。
子どもの世界が広がる
出稽古の良さは、
子どもにとって特に大きいと感じます。
他道場にも友達ができる。
いつもと違う稽古方法に触れる。
さまざまな先生方から指導を受ける。
世界が広がるのです。
親の目の届く範囲だけではない、
少し広い世界に触れる経験。
それは、子どもの成長にとって
とても大切なことだと思います。
他人の中で育つということ
出稽古では、
娘が他の先生に叱られることもあります。
正直に言えば、
親としては少し恥ずかしい気持ちにもなります。
けれど同時に、
「他人の中で育つ」という経験は
大切だとも感じます。
我が子が、自分以外の大人から
真剣に向き合ってもらうこと。
それはありがたいことです。
叱ることの難しさ
今の時代、
「怒らない指導」「褒める教育」が
重視される傾向があります。
それ自体は素晴らしいことです。
しかし、
本気で向き合うからこその厳しさも、
必要なのではないかと感じる場面もあります。
学校現場や社会全体を見ても、
叱ることには大きなエネルギーが必要です。
だからこそ、
穏便に済ませたくなる気持ちも理解できます。
けれど私は、
叱ること=否定ではなく、
成長を願う行為でもあると考えています。
指導する立場として、親として
私自身も、
剣道で子どもたちを指導する立場にあります。
所属道場の方針に従い、
できるだけ褒めることを意識しています。
それは大切な姿勢です。
一方で、
我が子については、
褒めるところは褒め、
叱るべきところはしっかり叱る。
そのバランスを大事にしたいと思っています。
所属方針に異を唱えるつもりはありません。
ただ、心の中で考え続けている部分はあります。
もし将来、自分が組織を運営する立場になったなら、
厳しさと温かさを両立させた指導をしたい。
そんな思いも芽生えています。
まとめ
厳しさと向き合える環境が、
まだ剣道には残っている。
それは、
今の時代だからこそ、
より価値のあることなのかもしれません。
出稽古は、
単に技術を磨く場ではなく、
自分の価値観を揺さぶられ、
親としての在り方を問い直される場でもありました。
リバ剣士二年目。
これからも、
娘とともに、学び続けたいと思います。
追伸:今回タイトルを
「出稽古の意義①」としたのは、
子供の成長度合いや僕自身の目標設定次第で、
意義が異なってくると考えたからです。
2年目、3年目で変化が出てきたときに、
また、新たに更新したいと思っています。

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