今回のひとこと
「直感を大事にしよう」
前回は、
僕の人生に影響を与えた剣道の言葉について書きました。
今回は、
僕の人間形成に最も大きく影響した出来事についてお話ししたいと思います。
小学5年生の夜
小学5年生のとき、祖父が突然他界しました。
当時は祖父母と同じ家に住んでおり、
毎日一緒にお風呂に入っていました。
その日も、いつもと変わらない夜でした。
僕が先にお風呂を上がり、
ドア越しにこう言いました。
「おじいちゃん、おやすみ」
それが、最後の言葉になりました。
なぜか写真を集めた夜
その夜、なぜか無性に、
祖父と二人で写っている写真を集めたくなりました。
アルバムを開き、
写真を整理しながら、
「明日の朝、おじいちゃんに見せよう」
そう決めて眠りにつきました。
しかし夜中、兄に突然起こされました。
「おじいちゃんが重体になった。病院へ行くよ」
あのときの記憶は曖昧です。
祖父は入浴後に就寝し、
夜中に脳卒中で倒れ、
そのまま朝、帰らぬ人となりました。
後悔
手元に残った写真を見ながら、
「もしあの時、すぐに届けていたら…」
「もしかしたら、早く異変に気づけたのではないか…」
子どもながらに、強い後悔を抱きました。
あの夜の衝動は、何だったのか。
祖父が身をもって教えてくれたこと
僕があの出来事から学んだことは、
思い立ったら吉日。
後回しにせず、行動すること。
という教えでした。
何か大事なことが起きる前には、
心に小さなサインがあるのかもしれない。
だからこそ、
自分の直感を信じて行動する。
それを、私は肝に銘じました。
それから30年
それから約30年が経ちました。
もし偶然のように良い結果が出たとき、
僕はこう考えるようになりました。
「ご先祖様が応援してくれたのかもしれない」
努力だけでは、どうにもならないことが
世の中にはたくさんあります。
「努力は必ず報われる」
そう信じたいけれど、
現実はそう簡単ではありません。
だからこそ、
報われたと感じたときは、
自分の力だけではなく、
運や、周囲の支えや、
目に見えない応援があったからだと考える。
そのほうが、
自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
娘との会話
娘が初めて剣道の試合で決勝に進んだ夜、
布団の中でこう話しました。
「今日の結果は、ご先祖様も応援してくれたからだね。
もちろん努力してきたことは知っているよ。
でも、それだけで簡単に決勝には行けないからね。」
努力を否定せず、
でも慢心もしない。
感謝を忘れない。
そうあってほしいと思っています。
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お墓参り
ふと、
「お墓参り、また行きたいな」
そう思いました。
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第六感を信じますか?
僕は、
未来を予知できる力がある、
とは言いません。
けれど、
心の奥から湧き上がる
小さな違和感や衝動。
それは、
自分の無意識や、
これまでの経験が教えてくれている
大切なサインかもしれない。
そして何より、
今この瞬間を大切にすること。
伝えたいことは、今伝えること。
それが、あの夜に祖父から受け取った
一番の教えだと思っています。
第六感を、あなたは信じますか?

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