本日のひとこと
「歴史に学べ」
江戸時代という奇跡
江戸時代。
日本は約260年以上、戦のない「泰平の世」が続きました。
戦国時代を生きた武将たちが、
この平和がこれほど長く続くと
予想していたとは思えません。
しかし、
戦がなくなったからといって、
武士たちが剣術や学びを怠っていたわけではありません。
むしろその逆です。
戦は起きてほしくない。
それでも、いつ乱れるかは分からない。
だからこそ彼らは、
日々の修練と勉学を続けていました。
戦がしたいから剣術を磨くのではない。
平和を守るために剣術を磨く。
この姿勢から、
現代の私たちが学ぶことは多いのではないでしょうか。
剣術を学ぶ意義
剣術の意義については、
以前のブログでも現代の言葉で書いたことがあります。
今回は「平和」というテーマから、
改めて考えてみたいと思います。
誤解を恐れずに言えば、
娘に剣道から学んでほしいことは
大きく二つあります。
・護身の考え方
・日本を大切に思う心
です。
護身という視点
海外に行ったことがある人なら、
日本がいかに平和な国かを
実感することがあると思います。
夜道を一人で歩けること。
子どもが比較的自由に外で遊べること。
これは世界では
決して当たり前のことではありません。
もちろん、現代社会で
刀を持ち歩くことはありません。
剣道で学んだ刀法が
直接役に立つ場面は
ほとんどないでしょう。
しかし、
• 危険を察知する感覚
• とっさの判断
• 身を守る意識
こうしたものは、
武道の中で自然と身につきます。
大切なのは戦うことではなく、
危険から身を守ること。
そして必要であれば、
迷わず逃げることです。
愛国心という言葉
「愛国心」という言葉には、
戦後の影響もあり
少し重たいイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし本来は
とても自然な感情だと思います。
自分を育ててくれた家族。
その家族が暮らしてきた土地。
文化や歴史。
それらに対して
感謝の気持ちを持つこと。
それが積み重なって
「国を大切に思う心」
につながっていくのではないでしょうか。
剣道を通じて
日本の文化や歴史に触れることで、
自然とそうした気持ちが
育っていくのではないかと思っています。
平和と備え
剣術は、
長い時代を越えて
現代まで受け継がれてきました。
その理由は、
昔の武士と現代の剣士の志が
どこかで共通しているからではないでしょうか。
それは、
平和を願いながら、もしもの時に備える。
という姿勢です。
しかし現代では、
備えること=戦争を望むこと
のように受け取られてしまうことがあります。
これは少し違うのではないかと
私は感じています。
例えば剣道で考えると、
自分の身を守るために
日々鍛錬することは当たり前のことです。
鍛えているからといって、
誰かと戦いたいわけではありません。
国の防衛も、
本来は同じ考え方なのだと思います。
平和を守るということ
平和が長く続くと、
私たちはつい
「平和は当たり前」
だと感じてしまいます。
しかし、
その平和は
誰かの努力や備えの上に
成り立っていることも忘れてはいけません。
古代ローマの格言に
こんな言葉があります。
「平和を望むなら、戦に備えよ」
(Si vis pacem, para bellum)
これは軍事著述家
Publius Flavius Vegetius Renatus
が残した言葉として知られています。
この言葉の本質は、
戦争を望むことではなく、
平和を守る覚悟を持つこと
だと思います。
まとめ
世界中で、
戦争を望んでいる人は
本当はいないと思います。
人類にとって
どうすれば平和を守れるのか
という問いは、
長い歴史の中で
繰り返し考え続けられてきました。
歴史を振り返ると、
一つの事実が見えてきます。
平和とは
ただ武器を捨てれば
守れるものではなかったということです。
だからこそ、
平和を強く望むなら
日々備えておくこと。
剣道で言えば
日々の稽古を大切にすること。
そして現代社会では、
それぞれの立場で
平和を守る努力を続けること。
それが
未来の平和につながるのではないかと思います。
最後に
日本の安全のために
日々尽力されている
自衛隊の皆様、そして関係者の方々に
心から感謝を申し上げます。
私たちがこうして
穏やかな日常を過ごせるのは、
皆様の努力のおかげです。
今日も安心して
こうしてブログを書けることに、
感謝したいと思います。

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