今回のひとこと
「一流は、防具の手入れも怠らない」
前回は、袴を履かせるタイミングについて書きました。
今回は、防具にまつわるあれこれを。
少し親の自己満足も含まれていますが、
静かな想い出として残しておきたいと思います。
防具をつけた日
娘が袴を履いたのは、剣道を始めて2ヶ月後。
新しい年が始まる一月からでした。
そして、防具をつけたのは四月。
新年度の始まりと同時に。
技術的には、
• 足捌きに慣れ
• 素振りも安定し
「そろそろ大丈夫かな」と思えたタイミングでした。
剣道において、防具をつけることは
ひとつの大きな節目です。
防具は、おばあちゃんからの贈りもの
防具は大切にしてほしい。

そんな想いもあって、準備は私が整え、
おばあちゃんからのクリスマスプレゼントとして
渡してもらいました。
娘は、もう覚えていないかもしれません。
でも、親としては
「家族みんなで応援しているよ」という形を
残したかったのです。
自己満足かもしれませんね。
竹刀のお手入れ
低学年のうちは、竹刀を一人で分解して組み立てるのは難しいです。
でも、バラした竹刀にワックスを塗る作業は
一緒にやっています。
刀を研ぐような気持ちで。
お手入れをすると、不思議と愛着が湧きます。
「物を大切にする」という気持ちは、
教えるよりも、体験させる方が早い。
竹刀のツルの色を好きな色にしてあげると、
それだけで嬉しそうにします。
※公式試合では白と決まっているのでご注意ください。
漆塗りと家紋シール
大人用の胴は漆塗り。
傷を目立たなくさせるために、
自分で漆を塗ったことがあります。
塗り跡が残るので、娘は見ているだけでしたが、
乾いたあと、最後に家紋シールを貼ってもらいました。
「完成の印」
一緒に作った記憶は、
物よりも長く残る気がします。
垂れの紐のシワ伸ばし
垂れの紐は、きちんと伸ばして保管しないと
シワになります。
小さいうちは難しいので、
牛乳パックを再利用して巻きつける工夫をしています。
親が工夫をすれば、
子どもは自然とできるようになります。
片付けも、稽古の一部。
竹刀袋は一緒に選ぶ
竹刀袋は、本人と一緒に選びました。
着物の帯をリメイクした、
鮮やかな朱色の袋。
とても気に入っていて、
大切に使っています。
自分で選んだものは、大事にする。
これは子育ての大切な原則かもしれません。
お揃いの手提げ
面下、剣道ノート、のど飴、水筒。
それらを入れるお揃いの手提げも、
色違いで一緒に使っています。
小さな「お揃い」は、
親子の距離を少し縮めてくれます。
防具は“道具”であり、“物語”でもある
剣道の防具は、長く使えます。
私の所属する剣友会では、
定期的に防具のお譲り会があります。
娘も白い袴をいただき、
大切に使っています。
持ち主の名前が入っているので、
先輩のお姉さんに会ったときは、
心から感謝を伝えました。
物が、人をつなぐ。
防具には、そんな力もあります。
まとめ
今回は、防具にまつわる想い出を
少し記録させていただきました。
剣道は、技術だけでなく、
• 手入れをする時間
• 片付ける時間
• 感謝する時間
それらすべてが、稽古の一部だと思っています。
防具を大切にできる人は、
きっと人も大切にできる。
そう信じています。
次回は、剣道に関連した子育てをテーマに、
「防具干し台づくりに挑戦」について
紹介したいと思います。

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