本日のひとこと
「正解は、正解を探そうとする過程のこと」
今回は、娘の剣道の試合のビデオを見て、
もうすぐ3年生になる娘に、どんな声かけをするか、
そのメモとして内容を紹介したいと思います。
まず大事にしたのは
試合を終えた本人の気持ちを知ること
私の置かれている状況は、
出張中で試合に同席できず、
ビデオだけで内容を見ている状態です。
つまり、
• 子どもの表情が分からない
• その場の空気感も分からない
そんな中で、これからの関わり方を考えました。
試合後の関わり方、3つの選択肢
試合の振り返りについて、次の3つを考えました。
① そっと一言
「お疲れ様、頑張ったね」と声をかけて様子を見る
② 試合内容を振り返らせる(習慣にするため)
良いところ3つ、直したいところ3つを挙げるよう促す
③ 気持ちだけを聞く
今回は、この中で
③ 気持ちだけを聞く
で進めることにしました。
あえて振り返りをさせなかった理由
この1年間、試合後は剣道ノートに振り返りを書き、
稽古前には毎回思い出すようにしてきました。
これはとても大切なことだと思っています。
ただ一つ、気になったことがあります。
それは、
「本人の意思ではなく、親に言われてやっている状態になっていないか」
という点です。
本来、
• 勝ちたい
• 強くなりたい
という気持ちがあってこそ、振り返りは意味を持ちます。
しかし、
「お父さんが言うからやる」
という状態では、
自分で気づく力が育つのが遅くなるのではないか、と感じました。
だからこそ、
憧れの選手やライバルの影響で
「自分もやってみよう」と思えたタイミングで
取り組んでもらえたらいいのではないか、と考えました。
自分自身の経験から思うこと
私自身、親に言われて振り返りをしたことはありません。
気がついたら試合の分析が好きになり、
自然と強くなっていきました。
しかも、それは小学5年生の頃からです。
そう考えると、
これから3年生になる娘に対して、
親が前のめりになりすぎるのもどうなのか、と感じました。
指導者としてやるべきこと
一方で、指導者としてやるべきことは明確です。
試合内容を分析し、
• 良かったところ
• 改善すべきところ
を整理して、稽古に活かすことです。
良かった点
• 面技が多かったこと
• 足を継がずに一本で打っていたこと
改善点
• 重心が前気味
• 構えが高い
• 足が開きすぎている
• 右手打ちになっている
• 中途半端な間合いで隙ができている
今後の練習で大切にすること
あえて書きますが、
難しいエクササイズは必要ありません。
低学年にとって大事なのは、
基本を体に覚え込ませること
今の段階では、ほとんどが
「基本不足」に集約されます。
ただし、
どう伝えればより身につくか
ここは工夫のしどころであり、
指導者としての腕の見せ所だと思っています。
親としての役割
上記のように分析をしていくと、
不思議と焦りがなくなっていきます。
親としてやることはシンプルで、
• できたことを褒める
• 長い目で見守る
これだけでいいのではないかと思います。
むしろ大切なのは、
「早く強くなってほしい」という親の焦りを、子どもに与えないこと
なのかもしれません。
大きな視点を持つということ
今回のことを考えていると、
最初は
• 試合
• 自分の子供
• 改善方法
といったことで頭がいっぱいでした。
しかし、指導者として整理し、
親としてどう振る舞うかを考える中で、
自分が一番焦っていたことに気づきました。
そしてふと、
日米首脳会談(2026年3月19日)
のことが頭に浮かびました。
(高市首相、本当にお疲れさまでした。)
国と国が長期的な視点で関係を築いている中で、
自分は目の前の一試合にとらわれすぎていなかったか。
次の試合に勝つために、どこを改善するかを考えることも大切ですが、
子どもが何を学び、どんな人間になるか、日本の将来を見据えてどう振る舞うか、
という大きな視点を持つことの大切さに、
改めて気づかされました。
まとめ
試合後の関わり方には、
• 指導者としての視点
• 親としての視点
この2つがあり、それぞれ役割が異なります。
また、
同じ「正しいこと」でも、
• 誰が伝えるか
• どんな状態で伝えるか
• どんな言葉で伝えるか
によって、受け取り方は大きく変わります。
最終的な落としどころは、
子どもが成長すること
それがうまくいけば良い関わりだったし、
うまくいかなければ、自分に改善点がある。
そう考えていくしかありません。
子どもは一人ひとり違います。
正解がない中で、模索し続けること。
その姿勢こそが、
今回の「正解」なのだと思います。
おまけ
親として前のめりになり過ぎてないか、
それをチェックするためのシートを作っておりますので、
良かったらお役立てください。
子どもと試合を振り返る(小2) 続編の記事

コメント