本日のひとこと
「しっかり休む、身体のケア、正確な改善方法で」
いよいよ、26年ぶりの試合前日。
なんとか今は、体調も良く、目立った痛みもなく、
心も身体も整えて、本番を迎えられそうです。
思えば、約2年前に剣道を再開してから、身体のあちこちに痛みが出ました。
24年間、ほとんど使っていなかった身体を、突然剣道で動かし始めたのですから、当然といえば当然です。
今回は、そんなリバ剣生活の中で経験してきた身体の痛みと、その改善方法について、これまでの記事を振り返りながらまとめてみたいと思います。
痛みが出たら、まず休む
リバ剣になって1日目。
そして最初の1週間。
身体のあちこちに、いろいろな痛みが出てきました。
24年間眠っていた筋肉を、いきなり剣道で使い始めたので、無理もありません。
最初は、痛みが出たらシップを貼るなどして対処していました。
そして、痛みが残る場合は、とにかく身体を休ませる。
自分の場合、思い切って2週間ほど休むことで、かなりの痛みがなくなりました。
そこから、
- また痛みが出ないように身体をケアする
- 剣道に必要な筋肉をつける
- 痛みの原因になっている動きを見直す
- 改善のためのエクササイズを取り入れる
- 少しずつ身体を剣道に慣らしていく
この流れを繰り返してきました。
振り返ってみると、これが僕にとって、身体の痛みと付き合うための基本的な考え方になっています。
「痛みを我慢して続ける」のではなく、いったん休んで、原因を考えて、身体と動きを改善してから戻る。
この繰り返しが、結果的に現在の身体につながっているように感じます。
左足のアキレス腱の痛みと対策
稽古を再開した頃、足さばきをすると左足のアキレス腱周辺が、筋肉痛のようによく痛くなっていました。
この対策として、まず大切にしたのは、
「痛みが出たら休む」
ということ。
そして、痛みがない時には、毎回ストレッチをして、ふくらはぎからアキレス腱周辺をしっかり伸ばすようにしました。
さらに、
- 片足での背伸びによる筋力トレーニング
- スクワット
- お風呂でのマッサージ
なども毎日の習慣にしました。
これを繰り返しているうちに、現在では以前のような違和感もなく、しっかり足を動かせるようになりました。
右踵の踏み込み時の痛み
次に悩まされたのが、右踵の踏み込み時の痛みです。
自分の場合、その大きな原因の一つは、
左足で十分に床を蹴って飛べていないこと。
左足の跳躍力が足りないことで、右足を踵から強く踏み込むような動きになっていました。
そこで、左足の床を蹴る力をつけるために、
- スクワット
- 左足の片足背伸び
などを重点的に行いました。
これは、先ほどのアキレス腱対策とも共通しています。
また、剣道の動きそのものも見直しました。
遠くから無理に一気に飛び込むのではなく、
- 二段技などを使って遠くから攻める
- 相手を引き出して、その場で踏み込む
など、無理のない動きを意識するようにしました。
そして、基本の基本ですが、
左足にしっかり体重を乗せること。
腰や尾骶骨を左足で押すような感覚で床を蹴ることで、重心をしっかり移動させ、踏み込みにつなげることを意識しています。
さらに、左足にしっかり乗って体重移動ができると、右足を真下に踏み込むことができます。
右足の着地も、踵からドンと着くのではなく、
足全体、あるいは少し母指球側から着地する。
これだけでも、踵への負担を減らすことにつながると感じています。
左足の母指球・小指球の痛み
これは、稽古をしすぎて足を酷使すると、今でも痛くなることがあります。
前提として、やはり一番大切なのは、
身体を休ませること。
そのうえで、改善策として行っているのが、
- 左足の親指を鍛える
- 小指を鍛える
- 足指を使うエクササイズ
- 必要に応じてテーピング
といった対策です。
特に、足の指だけを使って前進するエクササイズを取り入れて、足指そのものを鍛えるようにしています。
母指球や小指球だけに負担を集中させるのではなく、足全体で身体を支えられるようにする。
そんなイメージで取り組んでいます。
ただ、ここは今でも「使いすぎると痛くなる」部分。
だからこそ、無理をしないことも大切にしています。
左足首の痛み
左足首については、変な体勢で左足に体重をかけた時に、痛みが出ることがありました。
剣道を始めたばかりの頃は、まだ身体が足の使い方を覚えていません。
その状態で激しい稽古をすると、つい流れの中で打ってしまう。
その時に、左足首へ変な負荷をかけてしまうことがありました。
そのため、まずはスクワットや片足での背伸びなどで、足首周辺を含めた下半身を鍛える。
そして、打突する体勢に入った時、
「左足に正しく体重が乗っているか」
を意識するようにしました。
身体のケアとして、足首のストレッチも取り入れています。
また、自分の場合は時々、距骨周辺を整えるようなケアも行っています。
打突時の右肘の痛み
これが、今までの中では一番難しかった問題です。
しっかりケアをしていても、時々痛くなる。
そこで、最近は特に「右肘に負担をかけない打ち方」を意識しています。
まず、ストレッチでは右腕だけでなく左腕も、体重をかけながらしっかり伸ばす姿勢を作ります。
そして筋力強化として、右手の片手素振りも行っています。
その際には、
- 手首を意識した素振り
- 腕を曲げた状態から、打突時に伸ばしながら手首を返す素振り
を交互に行い、手首だけでなく肘周辺も含めた筋力をつけることを意識しました。
左右面の素振りでは、右腕をしっかり伸ばす。
正面の素振りでも、両手の絞り込みを意識しながら、右腕が曲がりすぎないようにする。
そして、左手の内で竹刀の角度を調整することも意識しています。
さらに最近は、刺し面のように竹刀をそのまま前へ出す軌道ではなく、左手首を使いながら振り上げて、小さい面打ちの軌道を確認するようにしています。
この時、
右手で振り上げるのではなく、右手は竹刀の振りかぶりを抑える側。
左手は、その抑えを振り切って振りかぶる側。
という力の使い方を意識します。
右手と左手の役割を分けながら、竹刀へ伝わる力がいきなり強くならず、徐々に伝わっていくような振りに変えていく。
そうすることで、面を打って押し込む時に、右肘へダイレクトに負荷がかからないよう工夫しています。
現在は痛みもなくなっていますが、右肘については今でも特に注意を払いながら稽古をしています。
左人差し指の根元の痛み
最後は、左手の人差し指の根元の痛みです。
これは、
小手をつけた状態で左手の内の可動域が制限されている中、左右面、特に相手の左面への素振りで、竹刀をしっかり押し込もうとしすぎたこと
が、自分の場合の原因でした。
改善方法として行ったのが、
小手をつけずに、左人差し指を伸ばした状態で素振りをすること。
これを行うようにしてから、徐々に痛みがなくなってきました。
この経験からも、
「痛い場所だけを見るのではなく、なぜそこに負担がかかっているのか」
を考えることが大切だと感じました。
2年間を振り返って
こうして振り返ってみると、この2年間は、
痛みとの戦いだった
と言ってもいいかもしれません。
でも、今となっては、その一つひとつの痛みが、自分の身体や剣道の動きを見直すきっかけになりました。
痛みが出る。
↓
休む。
↓
原因を考える。
↓
身体を鍛える。
↓
ケアする。
↓
動きを見直す。
↓
少しずつ稽古に戻る。
この繰り返しです。
そして、明日はいよいよ、26年ぶりの試合。
ここまで大きな痛みもなく、心と身体を整えて前日を迎えられたこと。
それだけでも、リバ剣を始めた2年前の自分からすれば、大きな変化です。
生涯剣道のために
剣道は、できれば一生続けたい。
だからこそ、
「痛みを我慢して稽古する」
のではなく、
「痛みが出ない身体と動きを作っていく」
ことを大切にしたいと思っています。
そのために、
- 日々のストレッチによる身体のケア
- 剣道に必要な筋肉の強化
- 正しい身体の使い方
- 痛みにつながる動作の見直し
- 疲れた時には、しっかり休む
これらを大切にする。
そうすることで、できるだけ良い状態で、長く、楽しく剣道を続けていきたいと思っています。
もちろん、今回紹介した方法は、あくまで僕自身が2年間のリバ剣生活の中で試してきたものです。
痛みの原因や状態は人それぞれなので、無理をせず、自分の身体と相談しながら取り組むことが大切だと思います。
この記事が、これから剣道を始める方や、僕と同じように久しぶりに剣道へ戻ってきた「リバ剣」の方にとって、何か一つでも参考になれば幸いです。
そして、これからも、
遊びも剣道も。
楽しみながら、身体も心も少しずつ磨いていきたいと思います。
日々のストレッチメニューについて
僕が普段行っているストレッチメニューについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ぜひ、あわせてご覧ください。
チェックリスト(起きてからのルーティン) – 今日も一緒に道場へ
最近の素振りメニュー

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